古木梁の加工が始まりました。
図面を基に、一本ずつ墨付けをし釿(チョウナ)、鑿(ノミ)、鉋(カンナ)など昔から使用されている道具を用いて刻んでいきます。
長野県の某小学校で100年以上前に使われていた梁がS様邸のリビング、玄関で時を超えて蘇ります。

奥:図面 手前:道具 
上からカガリノコ、チョウナ、下:右からカンナ、ノミ

差金を使って墨付け 
角梁と丸太梁が上手く嵌るようにチョウナで成形



梁の上にある手前の長い棒は 間竿(ケンザオ)という大工の定規です 


チョウナで削った場所は
独特の凹凸模様が浮き出ます
次回は、加工した梁の仮組み作業をアップします。