2階部分では、床下地の施工と天井断熱工事が進みました。
床下地には、しっかりとした構造材の上に厚みのある合板を丁寧に施工。
一枚ごとに水平や継ぎ目を確認しながら、強度と精度を両立させています。
見えなくなる部分こそ、家の“骨格”として大切な工程です。
天井の断熱には、高性能フェノールフォーム断熱材「ネオマホーム」を採用。
薄くても優れた断熱性能を持ち、経年による性能低下が少ないのが特徴です。
職人が一枚一枚を隙間なく丁寧に施工し、気密性を高めています。






この住まいでは天井を無垢板張り仕上げとするため、断熱材の上から野縁(のぶち)を組み、板張りの下地を整えています。
野縁のピッチや水平を丁寧に調整しながら、自然素材ならではの美しい仕上がりを支える骨組みをつくる工程です。
構造材の木の温もりと、精密な職人の手仕事。
自然素材と高性能断熱が融合した快適な住まいが、着実に形になってきました。