天井の仕上げは杉の無垢板です。
杉は時間とともに色味が深まり、光の加減で表情を変える美しい素材。
やわらかな木目と香りが空間に広がり、自然素材ならではの調湿性と心地よさを感じられる天井になります。



一枚として同じ表情がない自然素材は、職人が木目の流れ・色合い・反りを一枚ずつ確かめながら選び、全体のバランスを考えて貼り進めていきます。
木のクセを読み、美しく納める技術と感覚が求められる工程です。
そうして仕上がった天井は、光の加減で表情を変え、和の落ち着きと現代的な軽やかさを併せ持つ上質な空間を生み出します。


年月とともに色味が深まり、艶を帯びていく杉の天井。
職人の丁寧な手仕事が、長く愛される住まいの風景をつくっています。