外壁の下見板とモルタル下地の木摺り(きずり)下地を施しました。
横に重ねて張る板を下見板、縦に押さえる角材を簓子(ささらこ)、コーナーの出隅と工場で一つ一つ加工しています。
無垢の木は経年変化で美しい風合いが感じられます。その分手入れも必要ですが、壊れても部分的に補修が可能、家計にも環境にも優しい所がメリットです。
通気胴縁の上には木ずり下地を張ります。通気が塞がらず湿気を溜めないつくりになります。また、外壁のモルタルにヒビや割れが入りづらくなったり、手間はかかりますが良いことがあります。
昔ながらの日本建築の知恵と現代の科学をあわせることで、人にも家にも地球にも優しい住まいとなります。