「長野県の家って、どのくらいの断熱性能が必要なの?」
新築を考えている方から、よくいただく質問です。
長野県は冬の冷え込みが厳しい地域も多く、上田市でも家づくりを考えるうえで、断熱性能は大切なポイントです。
では、どのくらいの断熱性能があれば「暖かい家」になるのでしょうか。
私たちは、断熱性能は数字だけで決まるものではないと考えています。
断熱・気密・窓・日射などの性能はもちろん、使う材料や施工方法、そしてそこで暮らす人の生活まで含めて考えることが大切です。
■ 断熱性能は「数字」だけではありません
家づくりでは、UA値など、断熱性能を表す数値を確認することができます。
UA値は、簡単に言えば「家の中の熱が外へどれくらい逃げやすいか」を表す数値です。数値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高いということになります。
もちろん、こうした数値は住宅の性能を考えるうえで大切です。
ただ、実際に暮らしたときに感じる「暖かさ」や「心地よさ」は、数字だけですべて表せるものではありません。
どんな材料を使うのか。
どのように施工するのか。
窓や日射をどう考えるのか。
そして、その家でどんな暮らしをしたいのか。
私たちは、こうしたことを一つひとつ考えることが大切だと思っています。
■ 長野県の木を使うということ
私たちが大切にしていることの一つが、長野県で育った木を使うことです。

木は、一本一本に個性があります。
木目や節、乾燥状態なども、それぞれ違います。
だからこそ、材料をただ規格や数字だけで判断するのではなく、大工が実際に木を見て、その特徴を活かすことを大切にしています。
どの木をどこに使うのか。
どの向きで使うのか。
その木の良さをどう活かすのか。
そこには、長年木と向き合ってきた大工の経験があります。
■ 「木を読む」ことも、家づくりの技術
一本一本違う木を見ながら、その木に合った使い方を考える。
私たちは、これを「木を読む」と考えています。
図面や数値だけでは決められないことも、実際に木を見て、触れて、状態を確かめることで分かることがあります。
効率や性能の数値だけを追いかけるのではなく、素材の特徴を活かして家をつくること。
それも、私たちが大切にしている家づくりです。
■ 新築だけでなく、リフォームでも断熱を
「古い家だから、暖かくするのは難しいのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
でも、既存住宅でも、今の家の状態を確認しながら断熱改修を行うことができます。
たとえば、窓や壁、天井、床の断熱、すき間への対策など、住まいの状態に合わせてできることがあります。
大切なのは、家の状態をきちんと確認して、必要なところに必要な対策をすることです。



■ 数値だけでは測れない「暖かさ」
断熱性能を考えるうえで、数値はとても大切です。
でも、実際に暮らして感じる暖かさは、それだけでは決まりません。
冬の朝、床に足をつけたとき。
家の中を移動したとき。
窓から日差しが入ってきたとき。
木に囲まれた空間で過ごしているとき。
そうした日々の中で感じる「心地よさ」も、私たちは大切にしています。
だからこそ、「数字のための家」ではなく、「そこで暮らす人が暖かく、心地よく過ごせる家」をつくりたい。
それが、私たちの考える長野県・上田市の家づくりです。


■ まとめ
長野県で暖かく快適に暮らすためには、断熱性能をしっかり考えることが大切です。
ただし、「UA値が○○だから暖かい」と、数字だけで家の性能を判断することはできません。
断熱・気密・窓・日射。
使う木材。
その家でどんな暮らしをしたいのか。
そして、それを扱う職人の技術。
さまざまな要素を組み合わせて、初めて「その家らしい心地よさ」が生まれると私たちは考えています。
長野県の木を使い、木を読み、そこに暮らす人の生活を考える。
そんな家づくりを、これからも大切にしていきます。
「新築でどのくらいの断熱性能にすればいい?」
「今の家をもう少し暖かくしたい」
「断熱リフォームについて相談したい」
そんな疑問やお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
家の状況や暮らし方によって、必要な断熱や家づくりの方法は変わります。
私たちと一緒に、これからの暮らしに合った家づくりを考えてみませんか?