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上田市 神社屋根改修工事

地域の神社にて、本殿の屋根の改修工事を行いました。
長い年月を経て、瓦や雨樋にズレや劣化が見られ、雨漏れによる建物全体への影響が心配される状態でした。屋根掃除の後に既存の瓦を丁寧に撤去し、下地の状態を確認します。

長年の風雨にさらされてきた屋根は、木部の補修や下葺材の交換も必要となる場合があります。

住宅も同じことですが、見えない部分こそ、建物を守る大切な役割を担っていますので定期的なメンテナンスはとても重要です。

伝統的な日本瓦は重量があるため、職人が一枚一枚を確認しながら施工を進めていきます。仕上がった屋根は美しく重厚感があり、建物全体を引き締める存在となりました。

こちらの神社は六文銭の万頭瓦が施されていました。同じもので復元しています。
六文銭は、戦国武将・真田氏の家紋として知られていますが、古くは「三途の川を渡るための渡し賃」を意味し、死者の魂を守る祈りが込められたものだそうです。

地域の方々が安心して参拝できるよう、そして神社がこれからも末永く受け継がれていくよう、心を込めて施工いたしました。

丸屋建設工業株式会社( MARUYA KENSETSU KOGYO )

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