今回は建前(上棟)の様子です。
朝から大工たちが現場に入り、一本一本の材木を丁寧に組み上げていきます。
図面だったものが、一気に立体となり、住まいの輪郭が見えてきます。
木組みの建前では、クレーンで材を掛けるだけではなく、細かな納まりを確認しながら作業を進めていきます。
「かけや(木槌)」を用いながら、材木が一本一本ほぞ穴に組まれていきます。
木と木がぴたりと納まる瞬間は、まさに職人技。
長年培ってきた経験と技術が、現場で形になっていきます。
見えなくなる部分にも大工の技術を込めています。機械的に組むだけではなく、木と向き合いながら、永く安心して暮らせる家の骨格をつくっています。





1日目の見どころは、リビング天井に組まれる「太鼓梁(たいこばり)」。
存在感のある梁が掛かり、空間の雰囲気が一気に見えてきます。
完成後も住まいの表情をつくる、大切な構造材のひとつです。
また、建前は高所での作業も多く、安全面への配慮と職人の経験が欠かせません。声を掛け合いながら、息を合わせ、一つひとつ丁寧に組み上げていきます。
木組みの建前は、一般的な建方のように1日では終わりません。時間をかけて、確実に、美しく組み上げていくのも特徴のひとつです。
建前は、まだまだ続きます。
次回は【2日目の様子】をお届けします。
