こんにちは、丸屋建設工業株式会社です。
上田市で建築中のK様邸。
今回は、室内で進んでいる赤松の無垢フローリングの床張りをご紹介します。
■ 木目を選びながら、一枚ずつ
K様邸の床に使用するのは、赤松の無塗装の無垢材です。
無垢材は、一枚一枚、木目や節、色合いが異なります。
そのため、床張りでは板をただ順番に並べていくのではなく、一枚一枚の木目や色合いを見ながら、どの板をどこに使うかを選びながら張り進めていきます。
隣り合う板との木目のバランスや、部屋全体で見たときの表情を考えながら、一枚ずつ納めていきます。
自然の木だからこそ、同じものは二つとありません。
その違いを個性として活かすことも、無垢材を使う楽しみのひとつです。





■ 柱の切り欠き部分も丁寧に
床張りでは、柱などとの取り合い部分にも細かな加工が必要になります。
柱の形に合わせて床材を切り欠き、寸法を確認しながら丁寧に納めていきます。
完成してしまえば何気なく見える部分ですが、こうした細かな部分まできれいに仕上げることで、床全体の美しさにつながります。
一枚の板を張る。
その一つの作業の中にも、木を見る目と職人の手仕事があります。
■ 本物の木の家は、木を「表す」こと
私たちが考える本物の木の家は、構造材に木を使うだけではありません。
柱や梁をあらわし、天井や床にも木を使う。
今回のK様邸では、天井の板張りに加え、床にも赤松の無塗装の無垢材を使っています。
木を隠すのではなく、できるだけ暮らしの中に「木がある」状態をつくる。
それは、見た目のためだけではありません。
木の香り、手触り、木目の美しさ。
そして、木に囲まれた空間に入ったときに感じる、なんともいえない心地よさ。
そうした数字だけでは表しにくい、体感できる価値も、木の家の大切な魅力だと私たちは考えています。
特に床は、毎日足で触れる場所です。
無塗装の無垢材だからこそ、木そのものの質感を足元から感じることができます。
一枚一枚の木目を見ながら板を選び、柱の切り欠き部分も丁寧に加工して納めていく。
そうした手仕事の積み重ねが、暮らしの中で感じる心地よさにつながっていきます。
木を隠すことは、木の持つ価値を隠してしまうことでもある。
だから私たちは、木を見せるだけではなく、木そのものを感じられる住まいをつくっています。
天井を見上げても木。
柱や梁にも木。
そして、足元にも木。
K様邸は、暮らしの中のさまざまな場所で木を感じられる住まいへと、少しずつ仕上がってきています。
完成までの工程を、引き続きご紹介していきます。